はばたくJBCAプロコーチ!


 

 APTを卒業してコーチでプロになる。
 その道を歩き始めた人たちの今、生の声をお届けします。
 

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    副業できなくてもコーチできるミッションを手にした私

                     執筆者: ルシア

 
私がコーチングの扉を開けたのは、2013年の秋、幼馴染から紹介されて参加したJBCA主催のワークショップでした。
リーダーやスタッフのキラキラした姿や、「どんなあなたでもここにいていいんだよ」という空気に、「ここだ!」と思いました。
当時の私は、障害者であり性的少数者であるという孤独感と不安感に自分を閉じ込めていたからです。
2015年4月からAPT8期生としてコーチングを学び始めたものの、素直に学びを受け取ることができず、「きれいごとだ」「甘ったるい」と斜めに構えて受講をしていました。
しかし、あのワークショップのときの感動が忘れられず「コーチングには何かがある」を探し続け、
JBCAの会員のほぼ全員の方にお願いしてとことんセッションの練習をし、友人にクライアントをお願いしてセッションを重ね、
「コーチをしながらAPTクラスリーダーになる」という暑い思いは途切れることなく、2017年に認定コーチとなりました。
コーチング、カウンセリング、アロマテラピー、マインドフルネス・・・、それらの学びやクライアント体験を通して自分と向き合いプロコーチとしての心身の管理に悔いなく、
そして、クライアントさんに安心感の場を作ること、これが私が大切にしていることです。
 副業禁止の地方公務員であることを生かし、コーチングで私が金銭を得るのではなく、「ギフトエコノミー」という形式でコーチ活動をしています。
具体的には、私のクライアントさんには、私に金銭を支払っていただく代わりに、 ご自身の賛同する団体に寄付していただいたり、社会や家族に具体的な形での貢献をして笑顔を届けていただくことをお願いしています。
「コーチング」を幸せの火種として、そこから幸せの光をクライアントさんからだれかに手渡していただけること。
お金に換えられないそんなギフト循環の世界を作ることが、副業禁止の立場だからこそ得られた私ならではのミッションでもあります。
  さらに、言葉を用いるコーチングセッションというスタイルだけではなく、クライアントさんが自分の本質と非言語的に対話できる、しかもそれを楽しめる、新しい発想のセッションを作ろうという探求が私の中に生まれました。
そして発見したのが、人の本能領域にダイレクトにコミュニケーションできる香りの存在です。
取得しているいくつかのアロマの資格を生かして、主に障害のある方へ、アロマとふれあう楽しい講座を出前で行っている活動は、私ならではのもう一つの「コーチングセッションのスタイル」です。

 

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プロコーチの心意気
 

執筆者 ドルフィン

 
 コーチとして私が大事にしていることは、クライアントさんが自分自身を理解すること、自分自身にOKを出すこと、その人がその人らしい決意と選択をして生きるための応援をすること。
人生って山あり谷あり、いろんなことが起きるじゃない?一度しか無い人生だから自分らしく生きたなぁと思える人生を応援したい。
私がJBCAのトレーニングのクラス(APT)を卒業したのは13年ほど前、その後、CTIの基礎コースと応用コースで学びました。
CTIでコーチングを学ぼうと思ったのは、APTでは学べないCo-activeコーチングを学びたかったことと、
当時出会ったプロコーチたちが、どの人もあり方や生き方が素敵だなと感じていてそのヒントを見つけたかったから。
コーチ力は人間力だと確信していました。
 APTの学びは、私の在り方や生き方にとても大きな変化をくれました。
それまで漠然としたモヤモヤイライラを抱えて、自分の事がよく分かっていなかった私が、考えていることや思いを自分自身が遮ることなく言っていいとOKを出せたこと、
そんな思いを出せる場が提供されたこと、クラスメイトの多様な思いを評価判断なく受け留める関係性を作れることを経験しました。
「自分なんて」というようなその他大勢のうちの一人だった私が、APTを学ぶ前と後では、コーチとしてコーチングをする私であっていいんだというように立ち位置が大きく変わりました。
つまり、私が私自身を理解し直して私をもう一度手に入れたと言っていいと思います。
 セッションをすることやクライアントさんと関係を作ることは、視覚に障害があっても全くハンディなくできると思います。
私自身が視力障碍者で、いい事も嫌な事も悔しい事も経験してきたからこそ、どんなクライアントさんも動じることなく向かい合えるし、どんな話にも気持ちが引きづられることなくいられます。
これは強みなのではないかと思っています。
集客で自分をPRしてクライアントを集める時については、コーチが増えている昨今、専門性を持ったコーチやいろんな分野とコラボしている方も増えてきているので、
ホームページの体裁や写真など、また宣伝に出かけるにしてもスイスイとはいかないので見えている人に比べれば、見えない私たちの頑張りどころだと思います。
 コーチングを行う際に頂くコーチ料は、以前から変わらず10分1,000円換算で頂いています。30分なら3,000円です。
時間と回数は、1回40分を月3回とか、1回60分を月2回など試行錯誤を重ね、現在は導入セッションの場で個別に設定しています。
多かった頃は、3人のクライアントさんと契約していましたが、現在はお一人です。
数年前までは、リーダー量を頂いてAPTのクラスリードをさせていただきました。
現在は、本業の合間にパーソナルコーチングを行っています。
 私の目指すコーチ像は、「鬼軍曹のナイチンゲール」です。
ナイチンゲールのように誠実で献身的でありながら、時には鬼軍曹のように厳しく率直に刀で切る…、両方を持ってその人の人生の応援団長として関わりたいと思っています。

 

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こつこつ積み上げた駆け出し
 

執筆者:かね

 

自身のコーチとしての活動のどんなところを伝えてみようか、
あれこれ思案して駆け出しの頃のセッション料の悩みについて書いてみることにしました。
なので具体的な「お金」にあえて触れてみたいと思います。
コーチとしての駆け出しはもう10年以上も前のことで記憶も曖昧になりつつありますが、
有料でのセッションを始めたのはJBCAが提供するAPTでの学びももう終わりに近づいてきたころのことだったと思います。
そのころ、コーチとして活動を始めていくといってもセッション料ってどうやって決めていこうか、
という部分については周りにもなんとなく相談できませんでした。
ネットで実際に活動している人のページなどを見ても料金はさまざま。
何を尺度にして決めようか、しばらく悩んでいました。
そしてあるとき、こんな発想が浮かんできました。
たいした経験もスキルもないわけだし、どこかでアルバイトするのとそう変わりないな。
なら、時給1000円のアルバイトと同じ。
だからセッション1回1000円からスタートでいいんじゃないか。
ということでスタートしました。
その後、無事にAPTを終了し、認定も合格することができたとき初めて、
自分自身にスタート時より少しの積み上げができたと感じることができました。
そのときセッション料を500円プラスしました。
こうしてなにがしかの研鑽の積み上げとともにセッション料も積み上げていけばいい。
そういう発想ができました。
その後も通算のセッション時間が何時間を超えたなど、
経験量の節目や積み上げた手応えが得られたときに段階的にセッション料をプラスしていきました。
 今振り返ると、地味だけどこつこつ積み重ねていったコーチとしての活動の駆け出しだったなとなつかしい気持ちになります。

 

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「山椒(さんしょう)は小粒でピリリと辛い!」
 

執筆者 ともちゃん

 

 私がコーチングと出会ったのは2011年の秋。
子育てしながら仕事復帰したばかりで元気がなかった私。
そんな時に「笑顔と元気が出るワークショップ」というフレーズにピンときて参加したのが、JBCAのコーチング体験会だったのです。
 その体験会での10分足らずのわずかな時間だけのクライアント体験が、私に笑顔と元気を与えてくれました。
「何が起きたのだろう?」「そのからくりを知りたい!」そんな好奇心から即学びに参加し始めました。
 コーチングと出会って10年目。私はこの間の自分の変化と、自分の行動を自ら選択して歩んでいる手ごたえを感じています。
 コーチングと出会った頃私は相談業務をしていました。
コーチングの視点を取り入れられるようになり、入り込みすぎずにいい距離感で仕事ができるようになってきたと同時に、
組織で働くことの窮屈さを実感し、自分らしくのびのびと生きていくにはどうしたいのかを見つめるようになりました。
ある時、ふと何かが下りてくるように「仕事を辞めよう!」と決心し、その3か月後には別の道に進むという出来事がありました。
窮屈だからしかたなくというよりも「心のことだけじゃなく人間の身体についても学びたい」という気持ちがあふれるように湧いてきて、
自分でも信じられないくらい強い決心と行動力で退職し、理療(按摩、鍼、灸)の道に進んだのです。
決定的に何かがあったわけではなく、その間のマイコーチからセッションを受けるというクライアント体験や、私自身のクライアントさんから得た気づきや、それ以外の多くの方々との関わりの中で、自分の中の何かが目覚めたような感覚でした。
 私は今、心と体のどちらからでもアプローチできる人になりたいと思っています。
人の心と体は一つだという気づきがあったからです。
身体へのアプローチとしては、あんまやマッサージ、鍼、灸など引き出しを増やしてアプローチしていきたいと考えています。
心に対しては、コーチングセッション、コーチング的対話、時にはただただ聴く、カウンセリング的関わりなどその時々の個々の状態に合った形で接していけたらという思いがあります。
 今は都内の学園のヘルスキーパーとして研鑽を積みつつ、
プライベートでは数人のクライアントさんとセッションし、自分もマイコーチからセッションを受けるという盛りだくさんで豊かな時間を過ごしています。
これからは、心も体も聴けるコーチとして羽ばたいていきたいです。
 コーチを始めたばかりの私は強く優しく温かくというイメージの「たんぽぽ」コーチを目指していました。
 そして今はそれにアクセントを加えたいという思いがあります。強く優しく温かく、時には力強く背中を押して。タンポポに山椒(さんしょう)のイメージも加えて、パワーアップしていきたいです。

 

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コーチングを活かす
 

執筆者:たかし

 

 「これなら職域を広げることができる!」、これが私が4年前、初めてコーチングを知ったときの感想でした。
当時、私は、営業の現場から本社の管理部門に移動し、新たな働き方を模索していました。
所属部署の業務だけではなく、それ以外の何かを身に着けておくことが、自分の将来にとって必要になると漠然と感じていたのです。
とはいえ、視覚に障害がある以上、業務として行えることは限られているのも現実でした。
そんな時、視力が乏しくても会話を中心に行うことができるコーチングを知り、
自分の職域を広げるだけでなく、日ごろ周囲に助けてもらうことが多い私が、会社やその仲間の成長に貢献できるのではないかと感じ、
APTの第9期で学ばせていただくことになりました。
 現在、私は会社の業務目標の中に「コーチングによるリーダーの育成」を入れ、社員に対するコーチングセッションを行っています。
ただ、現段階では正式な業務というよりは、私の自己啓発の延長線上にある状態なので、セッションを行うのは業務時間外です。
具体的には、業務時間外でお互いに都合の良い日時を決め、30分間の電話によるセッションを月に2回程度行います。
機関については、様々ですが、3か月の方から、2年程度の方もおられます。
業務をこなしながら都合をつけるため、同時期にセッションを行わせていただく方は、5人までにしています。
これまで、営業系、事務系、規格系などから20名程度の方とセッションの機会をいただきました。
会社には、守秘義務の点からクライアントになっていただいた方の個人情報は一切伝えていませんが、
クライアントご本人の了承があれば、その方の同僚等にご協力いただき、セッション前とその後についての変化を数値化するシートにご記入いただき、ご本人にふぃどバックしています。
そして、私自身も多くのことを学ばせていただくと同時に、
半年程度のセッションを終え、彼らが、それぞれの現場でご活躍されている話を聞くことが最もうれしいご褒美です。
将来的には、人事等のしかるべき部署に所属し、コーチングを活かして、会社の幹部候補や様々な現場のリーダーの育成に携わらせていただくことが私の目標です。

 

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フワッと自由に飛び立てるコーチを目指して
 

執筆者:たけちゃん

 
 私が子供の頃、うちでは手乗りのセキセイインコを飼っていて、家の中でも遊ばせていました。
そのインコは飛ぶ練習をするために自分で網戸によじ登り、私の顔の高さぐらいまで来ると、「怖いから下ろしてくれえ!」と、私に助けを求めていました。
でも、そのうちに自分で思い切って飛べるようになり、最初は一生懸命羽を動かしても、ただ落下しているだけという感じだったのが、
回数を重ねるうちに、より遠くへ、そして、自由に飛び回れるようになっていきました。
 ところで、私はJBCAの認定コーチになって1年ちょっとで、まだまだ経験も浅いのですが、そんな私にも、これまで幾つかの忘れられないセッションがあります。
 その中でも一番、印象的だったのは、私がまだ認定試験を受ける前に大先輩にクライアントをお願いした時のこと。私はその方があまりに恐れ多いし、お話しするのも怖かったのですが、
その方はいろいろな活動をされる中で仲間もたくさんいらっしゃるようでした。
それなので、たくさんの人を引き付けるだけの、その方の魅力というものを私も是非、感じてみたい、という思いでセッションに臨みました。
そうしたところ、お話を聞かせていただいているうちに、私は自然と涙が出てきて、我ながら驚きました。
私は自分のマイコーチとのセッションで、自分の本質に触れて感動し、涙ぐんだことは何度かありましたが、
コーチが泣くこともあるのだということを初めて知り、その時のセッションは、今でも私の目指すものとなっています。
 また、その他のセッションでは、クライアントさんがご自分の進みたい道や、一番、大事にしているものなどを、かなりはっきり口にされながらもなお、ご自身の「選択」に迷われていることも多く、ちょっと驚かされました。
 セッション以外でも、私たちの日常生活の中には、他人から見れば何でもなさそうなことを一人で考え込んでいたり、
何だかモヤモヤしているのに自分の本当の気持ちが分からなかったり、ということがたくさんあります。
更に、いくら明るく前向きに過ごそうと思っても、うまくいかない日もあり、やはり、コーチングの大切さを感じずにはいられません。
 現在、私には、クライアントさんがお二人(そのうちお一人は、お休みされています)で、小鳥でいえば、まだまだ網戸をよじ登ったり低空飛行で羽ばたいたりしているコーチですが、
クライアントさんがご自身の答えを見つけられる度、一緒に感動を味わわせていただいています。
これからも、クライアントさんお一人お一人が充実した人生を歩まれるために、どんな場所からでもフワッと自由に飛び立てるようなコーチを目指して行きます。

 

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「本業・子育てそしてコーチング」
 

執筆者:RAY Blue

 
私がコーチングを学びたいと思ったきっかけ、それは中途失明の方がご自身の絶望について、私に心を開いてくださったその瞬間でした。
私には「中途失明の方の光、灯台になりたい」という人生のミッションがありました。
そのために何をすればよいのか、様々な視点で考えてきましたが、その方のお話を聴いたとき、「コーチングだ!」と思ったのです。
私自身コーチングセッションを受けることで、自身の視覚障害と向き合う勇気を持つことができ、今度は私が共に寄り添い、サポートする側になれるのではないかと考えました。
現在は本業と子育てに追われる日々なので、不定期ではありますが、二人のクライアントさんとセッションをさせていただいています。
セッションをする中で、「見えなくなっていくのが不安で辛いって気持ちを我慢する必要はないんだ…。おもいきり悲しんでもいいんだ…。」「見えなくてもこんな可能性があったんだね。」
と、いろいろな気持ちに気付かれていく魂の動きを見ていると、私の中にも新しい光が宿る感覚になります。
私はコーチングを通して、自分の感情と向き合うこと、人が持つ可能性、なりたい自分を決めたときにはすでにそんな自分になれるんだ、
ということを伝えられる存在になりたいと思っています。
そしてそれは私自身の人生の目標になっています。
中途失明の方が持つ、徐々に見えなくなっていくことへの不安、それを乗り越えられるという信頼、そして乗り越えた後にそれぞれが設定する目標、
私自身が現在進行形で経験しているからこそのセッションができる…と信じて、これからも邁進していきたいと思います。
これからもよろしくお願いいたします。

 

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「プロコーチとしての歩み」
 

執筆者:きょうこ

  

 私がコーチングを学び始めて、11年、プロコーチとして活動を始めてからは、多分10年くらいになると思います。
この10年を振り返ってみて、どんな時代だったかな、と一言で言えば、とても地味で地道だけれど、豊かで面白い10年間だった、と言うことです。
 コーチとしての私の収入源は、専らAPTクラスリーダーをさせていただいている収入と、 個人的にセッションをさせていただいているクライアントさんからいただけるセッション料のみです。
なので正直なところ、この収入だけで独り立ちできるほどの金額にはなっていません。
 もう少し、クライアントさんの数を増やすとか、
コーチングに関するセミナーや研修会などをもっと開いて、講師料なども頂戴できるようになればいいなと思っています。
私の引き続きの目標です。
 そんな私が、プロコーチの活動について、何か皆さんのお役に立つような文章が書けるのか、自分でもちょっと悩みながら書いています。
私が、つたない経験から言える事は、たった2つのことです。
それも、皆さんが既に分かりきっているようなことです。
 1つは、コーチングの魅力は、やはりセッションを受けていただかなければ伝わらない、ということです。
私自身もそうでしたが、クライアントとして良いコーチからセッションを受けることで、楽に生きられるようになり、世界の見え方が変わり、人生が豊かに、幸せになっていきました。
 今目の前で、私のセッションを受けてくださっているクライアントさんお一人お一人、一つ一つのセッションを、全身全霊で大切に関わらせていただくことで、
地道ではありますが、途切れることなくコーチ活動をさせていただけてきたと思います。
やはりこれしかないのだと思います。
 もう1つは、これからさらに飛躍するための課題なのですが、一言で言うなら「発信力」だと思います。
お金のためだけにコーチをしているわけでは無いとは言え、やはり最終目標は、コーチ業で自立することなわけですから、もう少し収入を増やさないと、その目標に到達しません。
そのために今私に必要なものは、発信力だと思っています。
今、SNSのスキルを少しでも上げられるように勉強中なのですが、これがなかなか大変です。
 その困難さも、楽しさや人生の醍醐味に変えて、これからもコーチとして地道に歩んでいきたいと思います。
これからも、どうぞよろしくお願いいたします。
 
写真:愛知県五条川沿いの桜並木


 
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