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JBCA主催 視覚障碍者コーチ育成プログラム=アリスプロジェクト・トレーニング(APT)。
APTについての概要などはすでに別のページでもお伝えしてあるところではありますが、
この企画では、今まさにAPTを受講しているみなさんの生の声や、
実際にクラスが行われている現場をスタッフが取材したり、リーダーのみなさんのお話をうかがったり、
さまざまな角度からの記事で、APTの実際の様子や雰囲気といったところをお伝えしていきます。
まず、これまでに行われたクラスの中からいくつかをピックアップして、受講生に感じたところを書いて頂きました。
心で聞いて、見て、触って、味わうコーチング 〜 「聞く」のクラスを受講して
8期受講生中山玲子
「こんばんは。あれ?また私たちが一番乗りだね。次はだれが入ってくるかな?」「
こんばんは!○○です。今日は私の住んでるとこは1日寒かったですよ」・・・。
そんな言葉を交わしながら、毎週火曜日午後9時30分になると、電話会議システムという、
複数の人たちが同じ番号に電話をすることによって対話できる環境を用いて、アリスプロジェクトトレーニング(APT)8期のクラスが始まります。
ここに集まるのは、視覚障害のある、コーチングを学ぶ受講生と、クラスを運営してくださるリーダーチームの皆さんです。
私はこの8期受講生の一人として、2015年4月より開講されたこのクラスで学んでいます。
受講生は年齢も職業も様々で、全国各地から7名が今回集まりました。
長年クライアントという、いわばコーチングを受ける立場でいた方から、クラス開講直前に初めてコーチングと出会った方、
また、コーチングを学ぶ目的も様々ですが、全員に共通の思いは「人が好き」というところではないでしょうか。
また、クラスの場では、自分を信頼することはもちろん、ここに集まる一人一人を信頼して尊重することを大切にし、他の受講生の発言に対して批判をしないこと、
クラスで話されたことについての守秘義務を守ることなど定めており、心に湧いてきた感覚を安心して分かち合える、本当に「私」でいられる時間です。
そんなところからも、受講生の間の横の繋がりや団結力、互いを思いあう気持ちも生まれてきます。
もう一つ魅力的なことは、カラーの異なる先輩コーチさんたちが「リーダーチーム」としてクラスを運営してくださること。
リーダーチームの皆さんからの率直なアドバイスの言葉の深さを感じることはもちろん、
やはりカラーの異なる受講生一人一人を心から受け止めてくださる広い視点に溢れたクラス運営に感謝の気持ちでいっぱいです。
一般に「学び」と言うとき、何か課題が与えられ、それについて最終的には決まった答えが提供されると思われる方も多いかもしれません。
しかし、APTの素晴らしいところは、「答え」が与えられるのではなく、テキストを味わい、クラスに参加し、宿題を行う中で「問」が与えられること。
そして、その問いに対する答えを自らの中に探しに行ったり、他の受講生の発言から学んだりすることです。
「人は本来弱いところも含めてあらゆる面があるからこそ完全な存在であり、その人の中に答えがある」という、コーチングの神髄を毎回クラスで味わうとき、心に自由と気兼ねない充実感が生まれます。
さて、そのようなクラスの中では、様々なテーマが取り上げられますが、今回はその一つ「聞く」という内容で行われたクラスから学んだことや感想を書いてみます。
人と対話をするとき、私たちはもちろんのこと相手の言葉を聞きます。
また、相手の話す内容から、私たち自身の感情に共感やざわめきがおこる、そんな心の声が聞こえてくることもありますね。
ここまでは私たちが日常でよく気づいている「聞く」だと思います。
コーチングでは、この「聞く」が、コーチとクライアントを繋ぎ、また、クライアントが自分自身と繋がるために用いられることから、非常に重要な学びです。
そこで、私たちがこれまでに自分の話を聞いてもらった体験、また人の話を聞いた体験を出し合ったり、
「聞くこと」で大切なものとして直感的に思いついたことを出し合うブレインストーミングを行いました。
さらに、クラスの中で一人のリーダーさんが話す内容を先ずは「言葉」に注目して聞き、次にはもっと心の中の五感を用いて聞いたり、
コーチングセッションにチャレンジし、コーチとクライアントの関係性を聞きあったり・・・。非常に内容の濃いクラスでした。
「聞く」と一口に言ってもそこに存在する話し手と聞き手の距離感や互いの心の位置関係、
声のトーンによる調和の度合い、相手の言葉や声を見たり味わったり触る感覚・・・。
まるで心の中の感覚を総動員してただただ聞いて感じる。
そして、ほど良い相槌を打ったり、ときには聞き手が話し手の言葉の一部を繰り返して、
話し手がそれをもう一度感じることによる共有感・・・。
沢山の気づきが受講生の中から生まれました。
また、コーチとクライアントは二人三脚の関係が大切と言われますが、クライアントが自分の中を聞きに行く間の大切さについてコーチの意識が薄いと、
二人のペースが合わなくなって、コーチがクライアントを引っ張りまわしてしまうこと、
これはクラスの中で私がコーチ役としてセッション体験をしたときの失敗でした。
でも、失敗こそ学びの素と喜べた私。そんな前向きな思いをくださったのも、クラスが醸し出す安心感からでした。
「コーチングは、私の44年の人生の中でやっと巡り会えた、生きる希望をくれた光。
そんな光を多くの人ともっと感じ合いたい」この夢に向かって歩み始めたばかりの私です。
どんな学びであっても基礎になるものは「信頼」
野田 ひとみ
コーチングの学びが始まり約3ヶ月、毎回楽しく皆さんと「気付き」を深めています。
最初の学び「信頼」について感じていることを書かせていただきます。
「信頼」
コーチの学びいろいろ有るけれど、そこにはすべて「信頼」が基本だと想いました。
まず自分自身を信頼すること、そしてコーチを信頼すること。クライアントを信頼すること。
自分自身を信頼するってどういうことなんでしょう?
それわ自分を好きでいること、だと思います。 自分を好きでいるということは、自分を大切にしたり、どんな自分も認めることができるようになることで自分を信頼するのではないでしょうか?
またコーチを信頼するとはどういうことでしょうか?
守秘義務が守られなにを話しても大丈夫だと信じることだと思います。
クライアントを信頼するとはどういうことでしょうか?
クライアントの存在を認め受け入れることだと思います。
自分自身を信頼することができなければ他の人(コーチ、クライアント)を信頼することは難しいでしょう。
何を信頼すれば良いのか、それは「人は完全な存在で有るということ」です。
人はみんな自分の中に答えを持っているということ。
私は初めてセッションを受けた時自分のことが新鮮に感じました。
何が新鮮に感じたかというと、自分の中の潜在意識に触れたというか、私の中の私に気付かされたからです。
ふだん自分ではわかっていない自分の気持ち、そして私というまだまだ沢山の可能性を持っている存在、
どんな自分であろうとどこまでも自分自身を信頼しようと想います。
もっともっとセッションを受けることによって自分自身の深い部分が見えてきそうでセッションにわくわくするようになりました。
このセッションの学びをとおして「信頼」という大事な宝物をgetしたみたいです。
これからも沢山の学びを受けていきますが、どんな学びで有っても基礎になるものは「信頼」だと思いますので、
リーダーを信頼し、ともに受講している仲間、そしてコーチを信頼し、クライアントを信頼し、私自身を信頼し、
そして人から信頼されるコーチになりたいと思います。
JBCA事務局の皆様学びをとおしてこのような場を作っていただき心から感謝しています。
有難うございました。
基礎編8「強み」クラスに潜入しました
Keiko-S
「はい、今日のテーマは、強みを活かして生きる」です。
歯切れ良いリーダーの声掛けで、クラスは始まった。
今回初めてページ作りのために、ホームページチームより取材班2名、クラスに潜入を試みた。
実は、我々二人も8年前にこのアリスプロジェクト・トレーニングの受講生だったのだ。
クラス開始前の時間、緊張しつつもわくわくしていた懐かしいような感覚が少しずつ戻ってきた。
気付くと先のリーダーの声がかかって、「強み」のクラスの始まり始まり!
「そうだよなぁ、強みを活かして生きられたら、なんかこうするすると、生きやすそうだよな。」
なんて、すっかり受講生気分で、知らず知らずにクラスの中に引き込まれていく。
8期のクラスメイトは、7人。今日は、7期からの履修でプラス1名。
噂には聞いていたが、本当に活気があふれているクラスだ。
なにしろ、これでも急いで7分前に入室したが、ほとんどの方が揃っておられたのにはびっくり!
もうすでに、クラス前の時間の間中、強みが発揮されて滑らかに声出しがされている。
いい感じに笑ったり、突っ込みに返しがあったり、これを聞いているだけでも楽しいクラスだ。
簡単な質問に答えて行く「アイスブレイク」で声出ししながらウォーミングアップ。
自分自身が受講生だったころ、結構ここで、ああみんな元気だなとか、あれ?風邪ひいて苦しそうだな?とか、元気が無いなとか感じていたものである。
続いて学びの本番のワークへ。リーダーの巧みなリードで「私は、○○な人」と強みがどんどん発掘されて行く。
リーダーの声掛けに対し、間をおかず、複数の受講生から声が上がる。
本当に沈黙する時間が見当たらないのだから驚きだ。
それに加え、受講生は、一人一人自分をしっかりと見失わず、それこそその人らしく、てきぱきだったり、噛みしめるようにだったり、楽しそうにだったり、はにかむようにだったり。
その思いが、真っ直ぐに伝わってくるのだ。
(うんうん、そうそう、やったーすごい!)と、聴講しているうちに思わず、手に汗を握る瞬間もある。
ワークが終わったら、いつの間に力が入っていたのか肩から力が抜けてほっとしてしまった。
最後は、恒例の宿題の発表だ。今回の宿題は、
1 あなたの強みを、最低20こ書き出して下さい。
2 強みに焦点を当てたセッションを、8期の皆さん同士でして来てください。
というものだ。
宿題に対しても、今すぐ取り組みそうな勢いだ。
今日のクラスを振り返りながらの感想では、少しずつクールダウンしながら、先ほどまでの熱気を味わうかのようにそれぞれが振り返っていた。
クラスを聴講して刺激された筆者も久しぶりに強みの発掘に挑戦してみる事にした。
クラスの受講生の強みを見つけながら○○な人とまとめてみた。
えーっと、8人順番で。
努力の人、真っ直ぐに受け止められる人、明るい人、素直な人、向き合い続ける力がある人、楽天的な人、あきらめない人、熟成させる力のある人。
「あれー?こんなんでよろしいかしらん?」
あなたも是非、この機会にご自分の「強み」を再発掘されてはいかがですか?
そして、強みを活かして生きる事の素晴らしさを改めて見つめてみてはいかがでしょうか?
初めてのクラス取材に、快くご協力くださった8期の受講生の皆様、リーダーチームの皆様有難うございました。
また是非お邪魔させて頂きたいと願いつつ、今回はこの辺で。
リーダーチームの素顔に迫る
KEIKO.S
JBCAの中心の活動、視覚障害を持つコーチ育成プログラムがアリスプロジェク
トトレーニング(APT)として始まってから8年を超える。
始めのクラスリードは、視覚に障害のないプロコーチのJBCA会員だった。
2年目からは、1期生がそのアシスタントをするようになり、そして、4期からは、リーダートレーニングで研鑽を重ねた視覚障害を持つコーチ自身がクラス
をリードしている。
もちろん、彼女らもこのAPTでコーチングを学びコーチとなった。
APTのリーダーになるまでには、JBCAの認定コーチとなった後、半年近くに及
ぶ厳しいリーダートレーニングを受講する。
そして、模擬クラスなどを重ね、リーダーとしてデビューすることとなる。
とにかく毎週毎週90分のクラスをリードする緊張感はかなりのものだが、彼女たち
は、いつもにこにこと笑顔を絶やさない。
そんな彼女たちの素顔に迫ってみたい。
まず、あの24タイトルものクラスをどうやって作っているのかを聞くことにした
。
その中でわかったことには、毎年毎年前回の記録は読むものの、まず同じクラス内容
にすることはないという。
それは、その時その時のクラスの雰囲気や学びの進度に合わせて内容を検討するから
だ。
「コーチは、セッションをする人なので、セッションができるようになるってことを
考えているんですね。
セッションができるようになるためにこの単元はどういう意味
があって、何を伝えたいのか、伝えなくてはいけないのか、ということを最初に考え
るかなぁと思うんです。」とKさん。
「何を伝えたいかというところを決めて軸にして、じゃあ何をやるかなとそういう作
り方で、入っていくのかな。」Hさん。
「文字テキスト読みながらこれってどういうことだろう?って、すごーく沢山問いを
立てて行って、その問いに対して、自分がちゃんと答えを持っているかを1個ずつつ
ぶしていくことをやって、
今これについて何を大事にして何を中心軸に持っているんだろうかってことをまず深めていく作業をします。
ああ、今回のクラスでこれを深めてみたいなぁって。そういうのが出てきたら、その
中心軸を使ってプログラムをざっくり作って、自分の中でシミュレーションをしてみ
るんですね。
この問いでこういう風にしてワークをするとってやった時になんかしっくりこなかっ
たりして、これいけてないねって思ったら捨てるってことをやってる。
何パターンも、ようは、打ち合わせに入る前にいくつもプログラムを作ってるんです。」とSさん。
具体的に、デモセッションやワーク、問いなどは、事前に組んでいるアシスタントに
当たる人と実際にやってみて感触を確かめてより良いものをと練り上げているという
。
リーダーによっては、2か月前から少しずつ始める人も有れば、クラス直前に変更を
入れたりして直前タイプの人もいると、その辺にも特徴が出るようだ。
そして、毎回のクラス終了後の振り返りの時間は気づいてみれば日付が変わっていることも度々で、
「1回1回、プログラムはどうだったか、進行はどうだったかということも振り返る
。
だけど、それと同時に、直接クラスに関係ないんだけど、こんなことこの人の言葉か
ら感じたよねとか、今日の雰囲気ってこうだったよねとか、
そういうところからじゃあどうしていったら良いんだろうねってリーダー同士のコミュニケーションをすごく密にしてる。プログラム作りにすごく生きてる。」と声に力が入るのは、Sさん。
次のクラスには、この振り返りが生かされている。振り返りのやり方も試行錯誤して
きたとKさん。
自分のクラスの特徴を本人とその他のリーダーとに聞いてみることにした。
「受講生のウケを狙ってる。」と言いながら、「何度も繰り返し、単純で明快なクラ
ス」と笑うのはHさん。
HさんのクラスをKさんは、「安心感のあるクラス。等身大のリーダー。
もし私が受講生だったら、Hさんみたいなリーダーが一番ほっとするな。手の届くアイドルじゃあないけど、そんな感じ。」と。
「クラスの中での受講生との距離ややり取りがすごく近いところにあるんだろうなぁ。」とSさんも同感。
Kさん自身のクラスは、「はっきり言って、軽薄でアバウトなクラスだと思います。
」とやや謙遜ぎみ。
これには、「解り易くきちっとまとめて、話す内容も速さとか、声の大きさとかも含めて、すっと入ってくる。伝えるのがうまいなぁっていうリーダー。
レクチャーこの人に任せておけば大丈夫。それから、思いやりにあふれたクラスを作る人。」と力強くSさん。
Hさんも「Kさんってお母さんみたい。」Sさんも「そうそう、皆私の子供よって感
じ。」と笑っている。
あれ?軽薄って言ったのは何なんでしょうねとこちらの突っ込みに対し、Kさんか
ら
「これやったら楽しいだろうなってばっかり考えている感じ。失敗した時の事をあまり考えてなくて、リスク管理がなってない。
例えば、こういう反応が返ってきた時はどうするって言われた時に、あ、それ考えてなかったってなるので、そういう所が軽薄かなと思いました。」となるほどなるほど。
と言いながら、2か月も前から取り組み、コントのネタを取り入れてみたり、最近読
んだ本からネタを探したりと本当はとても熱心だ。
最後はSさんのクラス。
「ライブを大事にしている。その場で起きることが大事だと思っていて、その場でプログラムを組みなおしたりとか、その時の雰囲気とかで、こっちの方がいいよって思ったら、中身変えちゃったりして。」
そんなSさんの事をKさんは、「あらゆる出来事から学びを拾い上げる事ができる力
がすごくある方だなって。
だから、どんな事が起こっても、必ずそこからクラスにし
てしまうっていう、魔法のような人だなって思うんですね。Sさんって、お父さんっ
て感じ。」
「そうだね、大黒柱てきな。」とHさんもうなずく。
「Sさんのクラスは、臨機応変というところが素晴らしい。」
「あとは、セッションの解説力がすごいですね。野球解説のような、(笑い)。
デモセッションは、何が難しいかってコーチよりもクライアントよりも、そのセッション
をクラスの人たちに解説するのが一番難しいんですよね。
Sさんの解説を聞いていると、すごく良くわかりやすくって、
自分でコーチやってるセッションでも、コーチの私以上に、私がSさんの解説を聞いて、ああそうだったんだって、思う感じですね。」とKさんは、周りを笑わせてくれる。
Sさんからちょっと話が反れるかもと気にしつつとても大事にしていることがポロッ
と出た。
「クラスの中で、失敗して落ち込んじゃった瞬間とか、言葉がつまっちゃっ
た瞬間とかは、絶対に落とさない。流さないっていう気持ちをすごく大事にしてるか
な。
私がそれ、辛かったからね。失敗したことを、《あなたがみんなのために身を挺
してやってくれたんだね》って言ってもらえたらすごく私もうれしかったし、勇気付
けられたって思ってたんだと思うんですよね。」
インタビューの最後は、これを読んで下さっている皆さんへのメッセージを一人ず
つ語ってもらった。
Sさん、「リーダーにチャレンジしてリーダーやらせてもらって本当によかったなぁ
ーって思ってます。
それは、常に新鮮な学びと触れることができるからです。
リーダーに成らなかったらここまでコーチングの事を真剣に考えたりしていなかったし、コーチングの本当の意味での魅力とか、深さとか豊かさとかって言うことにも気づかな
いまま何となくコーチをしていたのかなって思うともったいないなって思う。
コーチングをもっと知ってみたいなと好奇心を持っている人、より豊かに生きてみたいと思っている人がいたら、是非、リーダートレーニングを受けて、実践としてリーダーっ
て立場に立ってみるとすごく面白いんじゃあないかなと思っています。
あとは、どうしてもコーチって孤独なところがあるような気がしていて、私達リーダーのやり方って、チームでやっているから私は、すごい救いだったなぁって。
辛いこともうれしいこともその場に一緒にいてくれて、励ましあったり慰めあったりたたえあったりできる仲間がいるって素晴らしいなって思うんで、
その仲間の輪に皆さんに入って頂けたら嬉しいなって思っています。」
Hさん、「志も無く怖いもの見たさでトレーニングを受けたんで、えらい目にあい、
それでもまだリーダーはやってるけど。
私、歴代の中で一番時間がかかってリーダーになっているんで、頑張ってればある地点にはたどり着いて、
リーダーに向いているとか、向いていないとかじゃあなくて、誰にでもリードしたいって思ったらできるということを伝えたい。
今、リードは楽しませてもらっているし、共に学ばせてもらってて、受講生の皆さんのコーチングへの理解が少しずつ深まって行く成長過程を1
年を通して触れられるのは、とても貴重な経験をさせてもらっている。
それが、うれしくもあり楽しくもある。そんなクラスの場は、自分自身もコーチングというものを深めていけるので、是非気軽な気持ちで色んな人にリーダーになってもらいたい
な。」
Kさん、「実は、APT卒業した時には、さっぱり内容が解っていなくて、ただただ
面白かったけど。で?って感じだったんです。
その後、リーダーになってようやく、「beingってこういうことだったのね」って3回くらい受けて解ったんです。
普通だと、一つの単元1回しか受けられないわけなんですけど、リーダーに成ったら同じクラスを2回も3回も4回も、同じ単元を色んな角度から学ぶことができるんですよね。
その度に学びが深まったり広がったりしていって、今でも新しい発見がある。すごく
わくわくしますね。
学びには終わりが無いし、底が無いし、そこがまたぞくぞくする
ところで、リーダーがそれを一番堪能できるいい位置にいるのかなって思います。
あとは、受講生の皆さんの成長していく姿を見させて頂いて、卒業していく時には、親
みたいな心境になって。
中には、この人、途中で脱落しちゃったらどうしようって心
配な方もいるんだけど、
皆でちゃんと卒業して行け、その後もコーチングを活用され
ている姿とかをみると、本当に親になったような気持ちを味わわせて頂けて、とても
幸せだなって思う。
もう一つ、私がリーダーをやってすごく感動したのはね、
在宅でやってお金になるっていうこと。
有料のセッションもやっていても初めの頃は、そんなに高額じゃあなかったので、初めてリーダー料を受け取った時に「コーチングってお金になるんだなぁ」って思いました。
視覚障碍者の職業として、コーチングを育てていくってことも自分の中ではすごく大事にしてきたし、
リーダーというのは職業と言ってはまずいかもしれないけど、職域の一つと考えると、ゆくゆくは、このポジションを引退して次の人に代わって行きたいなって思うし、そういうところからもすごくうれしいなって思ってます。」
こんなに長い期間リーダーを続けて来られた秘訣を3人にお聞きすると、声をそろ
えられたのは皆さんコーチングが好きということ。
「苦しいことも楽しみに変えている。」とKさん。
「自分にとって無駄じゃあないと信じていたので、体がリズムを作っていくからそれ
ほど苦にはならなくなってきたけど。」Hさん。
「クラスの中に、小説よりも面白い物語がいっぱい、喜怒哀楽、人間模様、ストーリ
ーがいっぱいつまってる。
1回1回のクラスの中に、1年間の中にも。そのストーリ
ーを肌で感じる事ができ、その登場人物の中に自分もいる。
そのクラスが好きで、クラスの場にいられるんだったら何でもやるよって感じかな。
クラスリードやめちゃったらあの場に入れないんだなって思ったら寂しくなるからその場にいる権利を堂々と得ていると言う感じかな。」と、Sさん。
と三人三様ではあるが、とても真摯で温かいものを感じた。
これからもJBCAのAPTを力強くリードして行ってもらいたいと心から祈るような気持ちでインタビューを終えた。
以上
「インテンションのクラスを受けての感想「
長村憲治
8期のクラスの学びも後半戦にようやく入りました。
毎週繰り返して経験してきた 気付きや発想などが今月に入り本当に深い部分の学びに変わって来たなあと感じていました。
今までクラスで学んできた新鮮で驚きに満ちたコーチングの考え方や手法から、一度気持ちを切り替えて
「コーチングの基本」となるコーチとしての姿勢を学びコーチを生きることの意味について考えさせられた直後に、この「インテンション」というあまり耳なじみの無い学びに入りました。
そして突然の応用編ともいうべき素晴らしい気付きを私は与えられコーチングの持つ深さに触れ、とても驚かされることになったのです。
最初はインテンションの力を漠然としか分からずにいたので
すが徐々に電話で繰り広げられるクラスが今までとは何かが違うような発見を感
じたのです。
最初はぼんやりとしたイメージだったものが実は本当に中身の濃い「意識
のコントロール」という領域だったことに軽いショックを覚えつつも学びは進みます。
自分の意識を方向付けることで、その向きがいか様にも変化し得るという事実
。
今まで気付かなかった自分の意識の向け方の具体的な方法。
これはコーチングを今まで学んできたからこそチャレンジできる内容でした。
自分がコーチングのセッションをしている時に感じるコーチとしての意識、そしてクライエントとしての意識。
セッションの中で私たちコーチ役の者が駆使して初めて感じられる意識の向きは繰り返しの実践の中や日々の生活の断片においてもコントロールすることができることを学習しました。
ただ、これは学んだというだけで出来るようなものでなく、まだ経験不足の私にはなかなか難解なものでした。
そして、次に示されたテーマの深さに、またまた驚愕!
それは私たちがクライエントの意識がクライエントご自信に向けられるようにサポートしていくというものでした。
今の自分の稚拙なセッションでは、とてもクライエントの方の意識の向きをそらさないでおくことや、その意識の奥にあるクライエントご自身の思いや願いを共に見つけるサポートは正直ハードルが高かったです。
それでも、このインテンション無しには絶対にコー
チングは、その本来の意味であるクライエントの方のためにという目的に届かない
であろうことも痛切に感じました。
私は未熟なセッションであっても実践で培う感覚を磨いていこうと感じました。
以上
心のキャッチャーミット。 テクニックとスキルに思うこと。
(コーチングノ基本」を学んで
8期受講生 長谷川 重子
10月にクラスで学んだ(コーチングノ基本)について書かせていただきます。
私がjbcaに出会ったのは、ちょうど1年前、岡山市で開かれたワークショップのときでした。
強烈な印象を受けました。
早速サンプルセッションをうけ、このときの驚きと感動は忘れることができません。
なんの迷いもなく8期生としての申し込みをしました。
いよいよ4月、クラスが始まりました。
ふたを開けてみると驚いたことに、リーダーチームも八期の同期生もみんな私とは親子ほど年の違う若い方々ばかり。
心のありようも価値観も違っているのです。
クラスの学びにも興味がもてないまま半年が過ぎました。
セッション練習も、宿題以外はやらないので、クラスメイトとの実力は開いていくばかりでした。
まるでどん底のような気持ちでいるとき、10月第1週(コーチングノ基本」にであったのです。
CDテキストの学びもクラスでの学びも私の気持ちを一気にひっくりかえし(これはおもしろい、やってみよう」とファイトが沸いてきたのです。
がんばります。みなさんお力をお貸しください。お願いいたします。
心のキャッチャーミット、 テクニックとスキル
ここから私が最近耳にした二つのことについて書いてみようと思います。
コーチをしていく上でとても大切なことだと思ったのです。
人の話を聴くときには、こころのキャッチャーミットで聴くということと、テク
ニック(技術)ではなく、スキル(状況にもとづいた判断力)が大切ということです。
心のキャッチャーミットで受け止めるということは、相手の話す事柄だけを聴くのではなく、心を聴かなくてはならないというのです。
人に話を聴いてもらったとき「ああ、心のキャッチャーミットで聞いてくれているなあと思うとき、そこに信頼関係が深まります。
そして聞き手の心のキャッチャーミットも育てられると思うのです。
テクニックとスキルの話は先ごろ世界中を驚かせたラグビー日本のヘッドコーチ
のエディージョーンズの言葉です。
日本のスポーツの練習には、テクニックだけでなく、スキルも身に着けなくてはならない。
テクニック(技術)は狙ったコースに正確にパスができること、スキル
とはいつどこでどのようなパスができるのか状況にもとづいた判断力のことである。
生きるためのテクニックは、いろいろな本を読んだり学んだりして身に着ける。
スキル(判断力)は関係を作りながら体験てきに学習しなければならない。
ここまでがエディージョーンズの言葉です。コーチになるための勉強をしている私
たちにとって、心しておきたいことだと思いました。
でもこれはすでに半年間の基礎編で学んできたことでもあります。
以上大変長くなりましたが最後までお読みいただきありがとうございました。
◎クラス潜入取材その2
Keiko-S
APTの応用編からは、コーチングの中でクライアントさんがテーマとされる事
の多い内容を扱って各論的に学んで行く。
今回、応用編17番目「仕事」の2回目のクラスにまたも潜入取材させて頂いた。
まずは、前回のクラスで出された宿題の振り返り。
≪何物でもない私で2週間過ごして感じてみる。≫と言うのが「仕事」の1回目のクラスで出された宿題。
その中で、仕事をテーマにしたコーチングセッションを行い、何物でもないクライアントさんに注目してみようという。
その宿題の中で、苦戦したことや、もっとこうなると良いなと感じたところを出し合ってみようとリーダーから声かけがあった。
沈黙を破って何人かが発言した。それぞれが今通過中の課題と宿題とを絡めて発表して行く姿勢は、とても真摯で真剣な様子が伝わる。
少し重たい空気が流れる中、リーダーは、一人一人の発言を丁寧に受け取り返答して行く。
さて、応用編は、デモセッションを数多く取り入れて、セッションに役立つテクニ
ックも学ぶ時間でもある。今日のもう一つのテーマは、≪視点を変える。俯瞰する。
≫だ。
どのようなやり方があるかとのリーダーからの投げかけに対し、沢山の方
法が次々と出る。
もともとにぎやかなクラスというイメージがあったので、「ここまでちょっと静かすぎるかも?」と感じていたのだが、やっと8期らしくにぎやかにな
ってきた。
普段のコーチングセッションの様子を彷彿とさせるところがあったりして「さすが、そうきましたか。」と私の心の声が何度もうなずいている。
中でも、「それはあなたにとって、大切な事なんですねと聞いてみます。」と言うのには、クライアントさんに真に関わろうとする真剣なコーチの姿を見た思いがした。
いよいよその視点を変える方法を取り入れてセッションをやってみる事になった。
デモセッションにコーチとして手を挙げるのは、私が現役だったころかなり勇気が
いるものと感じていて、電話会議なのだから相手に自分の姿が見えるはずはないとわかっていながらも、どう自分の存在を消そうかと思ったものだが、
しかし、今夜はそんなことは起こっていない様子で、一人目は直ぐに手が挙がり、二人目も沈黙が訪れることなく登場!
一人目のコーチはセッションすることそのものを楽しんでいるかのように声が弾んで
いるのが印象的。
二人目のコーチも「例えてみると?」などと盛んにトライして
いる姿に「行け行け!頑張って!」と心の中で声援を贈った。
まだ、セッションとして完璧と言う訳にはいかないが、失敗を恐れず挑戦するトライandエラーの姿がさわやかだった。
今日のクラスの感想には、クライアント体験をますます積み重ねてそこから手がか
りをつかもうと言う人や、まさに今ここを学んでいる所だと言う人、自分のペースで
セッション中の現在の課題を語る人など様々だが声は力強く、どんな形にせよそれ
ぞれの人生に今回の学びも大いに役立っていくのだろうと感じた。
それにしても、8期コーチの皆さん、それぞれ味が出てきてるなぁ。
精霊のように透き通った声、人生の色々がにじみ出るような渋い声、天から降るよ
うな意外な場所から降りてくる声、学者のちょび髭を連想させる声、
あかぎれにもめげず漬込んでいるような声、力強く山に挑んで行くような声、ビービー鳴きながら野山を渡る野鳥のような声。
みんなそのままコーチだ!どの方にコーチして頂こうか考えると、とてもわくわく
してきた!!
以上
真の願いに気付く
♪RAY♪
2015年4月からAPTクラスを受講しています。
振り返ると、あっという間に時間が過ぎてしまったように感じます。
学びが深まることで、私はコーチングが「本当に好きなんだ」とより実感しています
。
クライアントとしてセッションを受けることもそうですが、8期のみなさんや
リーダーさんとのセッション練習がとっても楽しみになっています。
今回は「関係性」のクラスを受講して気付いたことを書かせていただきます。
日々の暮らしの中で、様々な「関係性」と向き合っていることに気付き、特に「自分
との関係性」に矢印を向けることが、私には苦しくもあり楽しくもありました。
印象的だったのは、宿題の一つ、「自分の苦手な分野をテーマにしてセッションを受
けてくる」ということでした。
苦手意識が強く、向き合うことが辛かったり面倒だったりするテーマを見つけてセッ
ションを受けましたが、セッションが進んでいくと、違った答えが出てきてとても驚
きました。
苦手だ、面倒だと思っていた分野が、実は自分の求めていたものだったという気付き
です。
その「苦手なもの」との関係性から目を背け、見ないようにしていた結果、自分の中
で「これは苦手だ」という思い込みが発生していたことを発見したのです。
コーチングセッションを通して、関係性をしっかり見ることで、クライアントさんの
真の願いが見えてくるのではないかと思います。
自分のクライアント経験や、クラスでの学びを生かして、クライアントさんに寄り添
い、共に「関係性と向き合う」コーチでありたいと思います。
そして、クラスの学びを通してのすばらしい発見!
それは、クラスの単元のテーマに沿った試練が私の日常に降りてくるということ。
これは本当にすてきなギフトです。
それに気付いたら「次はどんなことが起きるのかな?」という好奇心さえ沸くようになりました。
そのときは苦しくて闇の中にいる感じがしていても、必ずその向こう側には、大きな
成長が待っています。
これからもそれを信じて学びを深めていきたいと思います。
その先に見えてくるもの 〜『お金』のクラスを受講して〜
8期よっちゃん
受講クラスを思い出しつつ、コーチングについて感じたところを述べさせていただきます。
「あなたにとって『大金(たいきん)』ってどれくらいですか?」
『お金』のクラスは、リーダーさんから発せられたそんなアイスブレイクから始められたと記憶しています。
「何百何十何円」と具体的に刻んでくる人もあれば、ザックリと札束をイメージしたのか「何百万円」という人も。
7名のクラスメンバーがその時に感じたそれぞれの『自分にとっての大金』を言葉にしていきました。
折しもクラスを受けた時期は12月で年末ジャンボ宝くじシーズン。私にはジュラル
ミンケースのキャッシュがビジュアライズされ「10億円です」と答えていました。
続いて向けられた問いは「あなたとお金との距離感、位置関係は?」
そこで私にビジュアライズされたのは、手の届かない遠いところにピラミッドのよう
に積まれた現金。
その手前をベルトコンベヤで運ばれるがごとく札束が右へ左へ流れ
ていく。
そして自分の手が届くところには帯封もされていないお札と小銭。ちょっと
ショボい気になりましたが、良し悪しの評価対象ではないのでこれもOK。
次に「お金が自分の自由になるならどうしてみたいですか?」と問いが続けられ、し
ばし時間をかけ、「自分はどんなことをしてみたい?」と自問してみました。
やや漠然とはするものの、「自分に直接的な利害関係のないもの、自分の周りや社会
にいい影響の及ぶことに使ってみたい。
そして回り回って自分にも反映されると嬉し
い」というものが言葉として湧いてきました。
実際に言葉に出してみて、「えっ?自分はこんなことも思ったり感じたりしているの
か」と気づかされました。
そして普段は表面に出てこなくても、真の願いとしてWin-
Winの関係性を理想としていることを見つけられたと思います。
今回は『お金』という切り口からのアプローチですが、クライアント自身が『真の願
い』に気づき、それを明確にしてもらうこと。それこそがコーチングの醍醐味だと思
います。
コーチの四次元ポケットにはいくつもの引出しがあり、それぞれの引出しに
はクライアントが自分自身を発見していくツールがいつでも取り出せる状態で収めら
れている。
コーチはそれを適切にチョイスし、クライアント自身で使ってもらう。も
しそれがしっくりこなければ別のツールも試してもらう。
私はコーチングをそんな風にイメージしています。
今すぐ必要なお金、将来のために蓄えたいお金、誰にも言えないヘソクリ…。
さて、あなたなら、どんなお金・金額をイメージするでしょう。
そしてその先にはどんな願いが見えてきますか?
以上
「家族」のクラスを受講して
ぷくぷく姫
4月から学び始めて夏の頃までは、クラスの時間でも生活の中でする宿題でも頭
で学んでいるようなところがありました。
今でも そんなことも結構起きていますが・・・(涙)
晩夏の頃から、少し変化に気づきはじめたのは、生活の中での出来事で わいて
くる どんな感情もごまかしたり流したりしないで心に留めて味わうようになって
きました。
そうすると奇遇な出来事が起きるんです。
それぞれの単元の1回目の前に「難しそう」とか「これ楽しそう」とか思いを持
って受講するんですが「やっぱり深いなー!」となります。
「家族」の1回目のクラスの前には、親しみやすいけど重そう」と思いながら受講しました。
クラスの時間内で学んだことから心中に色んなことが起きてきました。
「家族」を取り上げたら社会の縮図のように問題が山積している私です。
「仕事」や「お金」のクラスを受講している月でも起きた奇遇な出来事は「家族
」のクラスを学んでいる1月にも起きました。
家族との関係には何十年と悩んできた問題があるのですが、「その部分にある気
持ちをごまかしたりふたをしたりして家族に向き合うのも違うし、
その部分の気持ちばかりを重んじて他の気持ちを抑えて正直な気持ちを実行できないのも嫌だし」としっかり私の心中を味わい、家族の事柄ではなく心中を認めることができました。
その結果、自分の気持ちに正直になり、実行することができました。
私の心中の問題が完全に解決したわけではありませんが、少なくとも3人の心に笑
顔の花がさきました。
学んでいる単元の内容に関した出来事が起こるなんて奇遇だなって思ってきまし
た。
でも本当は、奇遇でも なんでもなく、通常起きる可能性のある出来事だったん
ですよね。
「家族」を取り上げた学びをしている時は、「家族」を意識した視点で生活して
いるから「家族」に関しての出来事に心が動くんだなって気づきました。
コーチングを学んでから、宿題をすることなどで、コーチングが生活にいかされ
ていて自己成長していることを感じています。
もともとポジティブなとらえ方をする方なんですが、さらにポジティブになって
、状況や人間関係に違和感があってもポジティブさが高まった分さらに楽になりま
した。
今回のように、解決に近づきたい 迷いを無くしたい 正直に行動したいという気
持ちをキープするために何をしたらいいのかを考えたり、勇気を出したりすること
ができたのは、コーチングの学びのおかげだなって嬉しくなりました。
「家族」の単元だけでなく、「お金」や「仕事」を学んでいる頃にもおかげを感じ
ていました。
コーチングを取り入れると、自己肯定感が高まったり、・・・、自己成長できることや心に笑顔の花が咲く喜びをたくさんの方が知るとステキだなって思います。
そして私は、家族関係で傷ついたり迷いを感じていたり孤独感を持っているクラ
イアントさんが、どんな内容でも打ち明けられる そして受けとめられるコーチに
なりたいなって思いました。
コーチングに出会えたことに、この1年ほど 学びを共にしてきたみなさんやご
指導いただいたみなさんに感謝しています。
これからも さらに学びを深め、愛を深め、社会貢献していきたいと思いますの
で、みなさん よろしくお願いします。
「座談会」第8期APTクラス「ホームルーム編」
Keiko‐S
1年間の学びを終えたばかりの8期の皆さんとリーダーチームに集合して頂いて、
ホームページチームから出した4つのお題で、言いたい放題におしゃべりして頂いた。さーて、どんなお話が飛び出すやらお楽しみ!
○一番面白かった宿題、これはまいったなぁという宿題は?
一つ目は、「コーチ10人に断られてきましょう」という宿題。
真面目に取り組んだHさんは、沢山の人に断られるはずが、逆にコーチングするはめ
になり、大変な思いをして、頼んだ人皆をお断りしたというエピソードを話してくれ
た。
ところが、R1さんは、「出来なかったんじゃあなくて、やらなかったんです。」
R2さんは、「『私は、こういう理由でやりませんでした。』と言ったのですが、そ
の時のリーダーさんが私のあり方を認めて下さって、コーチだなぁって尊敬しました
。」と。
なるほど、宿題を出されたコーチの意図はいかに?
二つ目は、「クライアント20人見つけなさい。」というもの。
Sさんは、正直に「できませんでした」と言ったら、リーダーに「おめでとうござい
ます!」と言われて驚いたと言う話をしてくれた後で、「ははは、20人何てクライ
アント、今だって見つけられませんよ。」と、本音が出た。
クラスのMLに毎回、宿題を投稿してくれたメンバーに対して、何人もの人からお礼
の声が上がった。
「宿題をしっかりやってシェアする事はもちろん大切。
それをやろうとするプロセスで起こること、これもとても大切で、そこから沢山の学びを皆さんがしっかり得られているなぁ。」と、リーダーKさんがまとめてくれた。
○また受けられるとしたらどのクラスを受けたいですか?
楽しかったとか、得意な感じだからと「メタファー」や「ビジュアライゼーション」
を上げてくれた方があれば、
わからなかった、苦手だからと、「学習」や「ビジュア
ライゼーション」が上がってもいた。
深めたいと言うところから、「聴く」「フィードバック」と言う声もあったが、極め
つけは、「全部」と言う答えもあった。
これを聞いてリーダーHさんは、「何かしら興味を持ってくれてうれしいなと思いま
した。
コーチングを続けてると、その時その時の自分の課題が見つかるので、また学
んで行きましょう」とエールを送る。
更に「私、力を入れているのは、ビジュアライゼーションなので。色んな形で皆さん
に興味持ってほしいなって思ってます。」とこれは、Hさんがもう一度やりたいクラ
スのようだ。
○リーダーに伝えたいこと、聞いてみたいことは?
R2さんからは、「Hさんは、フルーティーなフルーツ系の味で、Sさんは、抹茶系
で、Kさんは、香ばしい焼き菓子の声」と。
一方で、R1さんは、「Hさんは、癒し
系だったので青、Sさんは、情熱的な赤、Kさんはお日様のオレンジとか黄色。
8期の皆さんは、RAINBOW COACHesなのでその色とか。」と声からイメージするリーダー
の姿があったようだ。
その色や光の変化で、リーダーの体調を感じて参考にしていたようだ。
続いてR2さんから、「クラスの時に5分とか、10分とかでセッションをきれいに
決める。あれ、どうしたらできるんだろうなって、いつも不思議でたまりません。」と、質問が出た。
これには、リーダーSさんが、「秘けつは無いです。ひたすら練習して、皆で大反省
会をするっていうだけのことで。」とその裏側での努力の跡をちらっと見せてくれた
。
デモセッションには、見せる要素も加わるので、セッションとして成り立たせるだけ
でなく、変化が解り易くとか、その時間内である程度の形にしていくとか、それ用の
練習を3人で重ねているとのこと。
Kさんからは、「あまりにもすごいセッションを聞かせて頂いた後に、こりゃ、すご
すぎるだろって思う事が何度かありました。」と。
やはり、そのあたりもリーダーは気に留めていて、こけたらそこからどう立て直すか
をリーダー自らやっていくつもりでデモセッションに臨んでいたと言う。タイミング
よくこける事はなかなか難しいところだ。
○力づけられたことは?
皆さんから「ありのままで」あるいは、「認めてもらって」と何度も繰り返し上がっ
た。
1年間を通してリーダーがつねにこのあり方で関わってこられたことで、何人も
の人が力づけられた。
「年間を通して、ロングセッションのようだった」とKさんは、噛みしめるように言
う。
リーダーチームにとっては、8期の皆さんが、ありのままでいる事ができたという事
が、自分たちを受け入れてもらっていたと逆の意味でも力づけられていたと話してい
た。
8期の皆さん、そして、リーダーチームの皆さん、お疲れ様andお楽しみ様でした
!
これから、認定をという人あり、リーダーに挑戦する人、パーソナルコーチンブに挑
戦する人、あるいは、今の仕事にコーチングを生かしていこうと考えている人・・・
。
それぞれの選んだ場で、思う存分活躍してほしいと心から願っている。
以上
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